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仏壇・仏具について

仏壇や仏具、それぞれの意味や法要や行事についてなど幅広くご説明いたします。

 

お仏壇とは

お仏壇とは、文字通り仏様、すなわち如来様をお祀りする壇のことです。それに加え、近年では亡くなった家族やご先祖を祀るためのものという考え方が一般的になってきました。
故人を偲びご先祖様からの命のつながりに感謝し、ご本尊をお祀りすることを通して触れることによって仏壇は本来の意味を持つことになります。

 

毎日のおつとめ

日々を無事におくれること、命のつながりに感謝する気持ちを大切におつとめを行なうようにしてください。
はじめに お仏壇の前に座り、蝋燭に火を付け、その火からお線香の火をいただきます。
そして珠数を手にして合掌、リンを打ち鳴らします。 お経を読む時には木魚などを叩きリズムを取ります。ご飯やお茶、お菓子や果物は専用のお仏具を用いてお供えします。お花は美しい季節の花などを生けるようにします。

おつとめの作法・所作の詳細につきましてはこちらをご覧ください。

 

仏具のお祀りの一例

お祀りするお仏具は、仏壇のサイズ、宗派、地域などによって異なります。不明な点などございましたらお気軽に店員までおたずねください。

吊るして使うお仏具

瓔珞(ようらく) 華のような吊り飾り
吊り燈籠(つりとうろう) お仏壇の中のあかり

ご飯とお茶をお供えするお仏具

仏飯器(ぶっぱんき) ご飯をお供えします
茶湯器(ちゃとうき) お茶を差し上げます

読経のためのお仏具

リン(りん) おつとめの始めに打ち鳴らします
木魚(もくぎょ) 読経のリズムを作ります

蝋燭、香、花をお供えするお仏具

燭台(しょくだい) 蝋燭をたて、火を灯します
香炉(こうろ) お香をたきます
花瓶(かびん) お花を生けます
打敷(うちしき) 金襴などで作られたお仏具です

お仏壇の中心となりますお仏具

御本尊(ごほんぞん) 御仏(みほとけ)です
脇侍(わきじ)… 諸仏緒尊、宗祖開祖など

お膳などをお供えするお仏具

高杯(たかつき) お菓子や果物などをお供えします
霊供膳(れいぐぜん 一汁三菜をお供えします

ご先祖様を偲び供養するお仏具

位牌(いはい) 亡き人が宿る場所
過去帳(かこちょう) ご先祖様の戒名などを記します

毎日のおつとめで用いるお仏具

前香炉(まえこうろ) 線香のための少し大きめの香炉です
経本(きょうほん) 仏の教えなどがかかれています
数珠(じゅず) 幸せをつなぐ珠
蝋燭消(ろうそくけし) 蝋燭の炎を消す専用器具
経机(きょうづくえ) 香炉や珠数を置きます

 

仏事香(一般にお仏壇の前で使うお線香)

仏壇や仏事使われるお線香は、大きく分けて
・漢薬系材料の伝統的なもの
・フローラル系材料のもの
があります。

漢薬系材料は、皆さん良く知っている「白檀」「沈香」「伽羅」「ウコン」「桂皮」などの伝統的なものあります。属にいう漢方薬です。
フローラル系材料には、「カモミール」「ラベンダー」「ジャスミン」「ハーブ」などの芳香のものがあります。
仏事香は、仏様のご馳走です。・・・「良い供養のひとつです」
個人差で好き嫌いの香りはあるでしょうが、良い材料を使用しているお香は、使用された後々まで良い香りが残ります。
「仏事香」「空薫香」「衣香」ともに用途にあわせてお使いください。

 

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